塗料選びとプロの道具

最終更新日:2023年11月19日  公開日:2023年7月2日

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環境に配慮した塗料選び

屋内を塗装するということで、塗料は慎重に選択する必要がありました。
職員だけではなく、普段は市民も通行する場所ということで、市役所側からの要望もありました。これまでに市役所で利用した塗料と同等の物で、耐久性や機能、抗アレルギー性などに配慮したものである塗料です。具体的な特徴は下記の通りです。

  • シーラー不要、2度塗りでOK。
  • JIS規格の水性の樹脂系の塗料(アクリル樹脂やエマルジョン樹脂等)。
  • ホルムアルデヒド放散等級はフォースター「F★★★★」。
  • 低臭タイプ。
  • ヤニ止め性・防かび機能。

市役所側の担当職員さんと検討の結果、壁・天井は水性ケンエース、木部鉄部はオーデコートGエコ、鉄部の下塗りは水性ハイポンプライマーという、環境にもっともやさしいタイプの塗料になりました。臭いも少なくほとんど気にならないレベルなので、作業もしやすいです。

こういった塗料は私たちが以前から親子を中心にしたイベントを行っている中でも使用しているものです。服に付いてしまうとこすり洗いや付け置きなどの洗濯でも絶対落とせないものですが、肌や髪についてもお湯でこすれば簡単に落とせるものなので、汚れてもいい服装で塗れば作業的にも安心できる塗料です。

安心な水性ペンキで塗る用賀サマーフェスティバル

プロの道具

塗装に使う道具を揃えるのも私たちの役目です。道具は様々なものを準備しました。

約70名の職員さんが休日返上で作業する以上、本番当日になって道具が足りない塗料が足りないでは済まされませんので、道具1つ1つを何度も何度も確認しました。

「75メートルのフロアを二つ分、ワンフロアを5分割にして1分割あたり職員さんを5人配置したとしたら、塗料の空き缶はこれぐらいで、ローラーは何本で刷毛は何本・・」という具合に、どれほど用意すればいいのか予想するのが大変でした。

実際に運び込んだ量は、トラック1台分をゆうに超えて、軽自動車の作業車も満載状態になりました。

道具一式

道具一式

  • 養生マスカー
  • マスキングテープ
  • Jブルーシート
  • ガムテープ
  • ラスター(小さい箒)
  • ハンドパッド(木部・鉄部の研磨)
  • 長柄(高いところを塗るための棒)
  • ローラー、ローラーハンドル
  • ローラーネット(余分な塗料を落とす)
  • 下げ缶
  • ふね
  • 布シート
  • ウエス
  • カワスキ
  • 脚立

下げ缶

塗料を入れる容器です。試し塗りの時に木部の塗料、壁の塗料の見分けがつかずに、職員さんも迷ってしまった部分がしばしばあったので、塗る場所ごとの名前を書きました。

ふね

塗料の空き缶を30個ほど、材料屋に用意してもらい持つところを付けるなどして加工して作ったものです。 この空き缶にも塗る場所の名前が書いてあります。

刷毛

試し塗りの時のものと合わせて、80本ほど準備し、ローラーも50個ほど準備したでしょうか。

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