1日目の作業に行って同じ顔の職員さんもいればそうでない人もいます。
いずれも1人を除いて試し塗りの時からのリーダーさんは二日目も参加です。
小学生の男の子や女のコもお父さんと一緒に、ペンキまみれになりながら作業をしていました。
汚れはしたものの、お父さんの職場を一緒に塗装するなんていう経験はなかなかできるものではないので、とても良い思い出になったのではないでしょうか。
私たちといえば、1日目とは違う職員さんが多かったものの、教える機会も少ないように思いました。
職員さんには簡単な作業をしてもらい、細かく仕上げに手間がかかるところは、職人全員でパワーマックスで仕上げに取り掛かりました。
途中までは本当に今日中に終わるのか不安でしたので、我も忘れ一生懸命作業に徹してしまいました。
特に代表である私は現場から数年離れてはいましたが、本当に作業に徹するとかなり集中しながら突っ走ってしまうため、いつもより疲労もひとしおでした。
そして私が一番驚いたというか、その原動力は何かと不思議だったのは、この廊下プロジェクトを発案して今日までいろいろと一緒に打ち合わせを重ねてきた担当の職員さんです。
今回の作業で実は一番大変な役割なのは、長柄というローラーの先に棒をつけて背の届かない、天井などの高い場所を塗る作業です。
リーダーさんたちは比較的率先して作業していたような感じでしたが、この職員さんは2日間ずっとこの作業をしていたような気がします。
それも機関車のごとく本当に黙々と真剣にずっと、中を見て作業していました。
その後上塗りをして、かすれて場所がないかをチェックしてまわり、養生を剥がしてそろそろ完成です。
ただ塗料の漏れは必ずある事なので、床についたペンキをカッターやシンナー等でよくふき取り、無事完了させることができました。
このプロジェクトの相談を最初にお受けしてから、実際の塗装に入るまで半年近く時間がかかりました。
そのときにある程度の面積は聞かされていましたが、実際に見ると想像以上の長さに驚きました。
それも2フロア分なので、責任の重さをそこで改めて認識したという感じでした。
何も専門知識がない職員さんが一丸となって、無事塗り終えることができて、私も久しぶりにやり遂げた感を味わいました。
でも一番感じたことは、ホッと安心できたことですね。(笑)