試し塗りの時、リーダーの職員さんに、一通り作業の仕方を説明しました。
ただ、それでも1回切りの試し塗りなので、作業前に全員に集まってもらいもう一度おさらいをします。下地調整と養生のやり方の説明です。
下地調整は、塗膜をはがさせないために必要な作業。
要するに研磨し細かい微細な傷をつくって塗装をはがさせなくさせる作業です。
養生も仕上がりの差を決めるのにとても大切な作業です。
とくに室内塗装の場合はより細かい部分まで気になるものです。
養生の仕方によって、壁と木枠の境目などがまっすぐにならずにきれいな仕上がりとならなくなってしまいます。
説明が終わって、今度は職員さんの本番。
それぞれ、マスカーやガムテープをもって散らばっていきます。
当日は、お父さんと一緒に小学生のお子さんも何人か来ていました。思わず微笑んでしまいますね。
さすがに細かい部分は、職人が補助する場面さえありましたが、はじめての経験の割には養生作業が丁寧でした。
職人の和田と柳澤も補助に廻っていました。
今回の作業はワンフロア75メートルを5ブロックに分けて作業をしました。
1ブロックごとに試し塗りの時に参加したリーダーの人たちがいます。
そのリーダーがある程度教えてくれたおかげで、それほど直接指導することがすくなかったので、
こちらとしても他の作業に当たることができました。